ふとしたきっかけで「伝説の3ポイントシューター」、ペトロヴィッチを思い出した

私は独立してからも英語に触れる機会をできるだけ確保しておきたいと思い、Twitterの英語用アカウントを持っています。そこで、海外のアスリート(元アスリート含む)やニュースをフォローして、英語で入手するようにしています。

昨日、フォローしている一人であるNBAのかつての名プレーヤー、レジー・ミラー(@ReggieMillerTNT)がこんなツイートをしていました。

I’ve always said Drazen Petrovic was the best 3pt shooter I’ve ever seen, starting to question that watching Stef Curry..

NBA史に残る名クラッチシューターであり名3ポイントシューターであったレジー・ミラーから、ペトロヴィッチの名前が出てきたのは意外でしたが、同時に

「本当に素晴らしいシューターだったなあ」

と思い出しました……

petrovicvsjordan_

ドラゼン・ペトロヴィッチ(名前は正しくは「ドラジェン」と発音するようです)。
NBAでプレーした期間はわずか数年でしたが、強烈なインパクトを残した選手でした。

特に印象に残っているのは、なんといっても1992年のバルセロナ五輪です。
クロアチア代表で、当時若手のホープだったトニー・クーコッチやディノ・ラジャらを率いて、キャプテン兼エースとして活躍しました。

当時の「ドリームチーム」米国代表(今でもあのチームは「ドリーム」です)とは、予選リーグと決勝戦の2試合を戦いましたが、その2試合両方で30点差に近い試合をしたのがクロアチアでした。

アルビダス・サボニスのいたリトアニアも、デトレフ・シュレンプフのいたドイツも40~50点差をつけられて粉砕されていたにもかかわらず、当時のクロアチアは「ドリームチーム」に引けを取らない戦いぶりでした(点差はともかく印象が)。

そこで孤軍奮闘していたのが、ペトロヴィッチでした。

「ドリームチーム」には、マイケル・ジョーダンを初め、マジック・ジョンソン、ラリー・バード、カール・マローン、ジョン・ストックトン、チャールズ・バークリー、スコッティ・ピッペン……と、当時の最強メンバーが勢ぞろいしていました。
ちなみに、「学生枠」で加入したクリスティアン・レイトナー以外は全員バスケットボール殿堂入りしています。

そのため、対戦したほとんどの選手は、試合中にもかかわらずベンチから自前のカメラで対戦相手の「ドリームチーム」選手を撮影し、試合終了後は「記念撮影会」状態でした(笑)。

そんな中、ペトロヴィッチは現役NBA選手としての誇りを持って、「ドリームチーム」相手にも闘志むき出しでプレーしていました。ポジション上、ジョーダンやC・ドレクスラーとマッチアップしていましたが、かなり食らいついていましたし、マークを振り切っての3ポイントシュートもよく決めていました。

連続3ポイントシュートで一気に6点差を縮めたり、決勝では前半10分過ぎに「ドリームチーム」に一時的に逆転したりと、いい勝負をしていました。

「ドリームチーム」は全ての試合で30点以上の差をつけて勝利しましたが、クロアチアとの2試合は貴重な「試合らしい試合」だったように思います。

そんなバルセロナ五輪後1年もしないうちに、ペトロヴィッチは交通事故で他界しました。
NBAでの活躍は「これから」という時でした。

当時はネットがなかったのでリアルタイムではなく、しばらくしてからTVでNBAの放送を見て知ったのですが、

「え~~っっ!?マジで!?」

と驚くしかありませんでした。とにかく残念でした。。。

所属していたブルックリン・ネッツ(当時のニュージャージー・ネッツ)では、ペトロヴィッチの背番号「3」は永久欠番になっています。 ネッツのホームゲームの放映で永久欠番のバナーを見たら、ペトロヴィッチの名前を見てまた当時を思い出すでしょう……

今でも当時のバルセロナ五輪の試合は鮮明に覚えていますが、あれから約22年経ったんだと考えると、

「すっかり歳をとったなあ」

と感じてしまいます(苦笑)

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ダイ

ダイ

1975年1月生まれ。スポーツを見るのもやるのも学ぶのも大好きな41歳。サッカーではGKからFWまで全ポジションに対応(もちろんアマチュアレベル(笑))。ボクシングではディフェンス重視のアウトボクサー。フルマラソンはサブ4。東京マラソンに10年連続ハズレ中…BlackBerryとOAKLEYサングラスを愛用。 公認会計士 税理士

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