代表チームのユニフォーム。「在庫」の観点から冷めた見方をしてみた

昨日、サッカー日本代表の背番号に関して、こんな記事が出ていました。

遠藤に「背番号7」奪われた柴崎…期待薄な証拠か

どうでもいいですが、日本代表を「サムライブルー」と呼んでいる人に一度も出会ったことがないのですが、あの呼称は普及しているのでしょうか……?(笑)

japannationalteamjersey

(以下、引用文)

それだけに注目されたのが「7番」の行方だ。9月の初代表招集時から7をつけてきたMF柴崎岳(22=鹿島)か。それとも日本代表史上最多出場記録(146試合)を持つ遠藤のキャリアを優先するのか。協会が出した結論は後者で、柴崎は20番に変更となった。

これには、ある日本代表OBも「仕方ないのかもしれないけど、残念」と寂しげだ。「柴崎は“ポスト遠藤”として新しい代表の顔となり得る選手。今回の決定は協会内での若手への期待感が薄いという証拠だ」

遠藤は「協会と(スポンサーの)アディダスが決めてるんでね。ただ、長くやってきた番号(をつけるの)はうれしいですけど」と自分の意思ではないことを強調。柴崎は「前から言っているように、背番号でやるわけではないんで」としながらも、表情は硬かった。

私は、若い選手に対する期待が薄いわけではないと思っています。

そして、代表チームの背番号は日本サッカー協会とアディダスが決めているようですが、おそらく実質的にはアディダスが決めているのだろうなと推測しています。

こんな推測です。

今の日本代表のユニフォームは、今年のW杯のものと同じデザインです。
W杯で見事に期待を裏切る負け方をしたので、おそらくユニフォームやTシャツ、タオル等々グッズの在庫がたんまり残っているのでしょう。その中には、W杯出場選手の背番号・ネーム付きの物もたくさんあるはずです。

このままアギーレ監督が起用する若い選手に若い背番号を割り当てると、それらのユニフォーム(特に背番号・ネーム入り)はそのまま在庫として残ります。いずれ原価割れレベルでの処分販売をするか、廃棄するしかなくなります。アディダスおよび(アディダスの得意先である)卸売・小売店がその損失を被ることになります。

なので、W杯出場選手については、その背番号を当面継続させて1着でも多く在庫をなくしたい、というのがあるんじゃないかな、と見ているのです。

「当面」というのは、「ユニフォームのデザインが変わるまで」でしょう。
(その前に在庫が一掃できれば早まるでしょうけど(^^))

来年、遅くとも再来年にはユニフォームのデザイン変更があるはずなので(EUROや五輪があるので)、その頃にメンバーも背番号も一新して「アギーレ色」を強めていくのかな、と思います。

今日からの親善試合は、今年最後のA代表の試合だそうです。
アディダスはドイツの会社なので、おそらく12月決算でしょう(ジャパンも親会社と同じ決算日だとして)。決算も近いので、在庫をなるべく軽くしたいのだろうなと思います。

得意先との売れ残り品の負担関係については、契約内容がよく分からないので定かではありませんが、もしも「売れ残り品は得意先からアディダスが回収する」という契約で、売れ残り品の負担がアディダス側にあるとするなら、なおさら在庫をなくしたいというインセンティブが働くのではないかと(卸売・小売店側の負担だとしても、今後の取引量にも影響しうるので結局同じかもしれませんが)。

で、今回のメンバーを見てみると……、なるほど。W杯メンバーの復帰が何人か見られます。

「まだこの選手のウェアが残っているのかなあ」

とも、心のどこかで思っています。

最後ですが、こんな興味深いデータもありました。
過去のW杯における背番号10番と大会成績の関係です。
アディダスが日本代表と専属契約したのは2002年大会以降だったので(1998年大会はアシックスでした)、そこからの戦績です。

2002年大会 10番はアディダス以外の契約選手 → 決勝T進出
2006年大会 10番はアディダス契約選手(スタメン) → GL敗退
2010年大会 10番はアディダス契約選手(スタメン落ち) → 決勝T進出
2014年大会 10番はアディダス契約選手(スタメン) → GL敗退

これは何かの法則でしょうか?♪

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ダイ

ダイ

1975年1月生まれ。スポーツを見るのもやるのも大好きな41歳。サッカーではGKからFWまで全ポジションに対応(もちろんアマチュアレベルで(笑))。ボクシングではディフェンス重視のアウトボクサー。フルマラソンはサブ4。東京マラソン10年連続ハズレ中…BlackBerryとOAKLEYサングラスを愛用。 公認会計士 税理士

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