ただただ心配…F1日本GPを見て

先週末のF1日本GPで、ジュール・ビアンキ(フランス)というレーサーが作業車にクラッシュして重体となる事故がありました。

既にいろいろなメディアで報道されているので詳細は割愛しますが、当然のことながら心配です……

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映像を見て

クラッシュした瞬間の映像(動画)をネットで見ました。
見た瞬間に血の気が引きました…。20年前のアイルトン・セナや13年前(?)のアレックス・ザナルディの事故を思い出してしまったからです…

F1を初めとするモータースポーツ場合、おそらくコースアウトしてコンクリートウォールに突っ込んでしまうクラッシュは想定しているでしょう。そのためにタイヤバリアが各所に置かれていてクラッシュの衝撃を緩和させています。実際、タイヤバリアにクラッシュしたカーレーサーが命を落とすようなケースはほとんどなかったと記憶しています。

今回のビアンキの事故は、タイヤバリアではなく作業車(ビアンキよりも前にコースアウトしたエイドリアン・ス―ティルのマシンを撤去中でした)にクラッシュしてしまったため、「鉄のかたまり」に突っ込んでしまったような感じでした。しかも、作業車の下にマシンの先端部分が潜り込んだので、コックピットの上半身部分が直接作業車にぶつかったように見えました。

言葉にならない恐ろしさを感じました。

過去の事故も

振り返ると、私が見た過去の事故も、たまたまタイヤバリアのない所にクラッシュしてしまって……というものが多いです。

アイルトン・セナの時は、なぜか高速コーナー(タンブレロ)で、しかもコースとコンクリートウォールとの距離も長くないのにタイヤバリアがない場所でしたし(後にタイヤバリアが設置されました)、アレックス・ザナルディの時は、ザナルディが既にクラッシュして全然動けない状態で、別の車が高速で突っ込んでしまうというものでした。

いずれも事故といえば事故ですし、「不運」と言う以外にないのかもしれませんが、常にそういうリスクがあるのだと改めて感じました。

連鎖ではないけれど…

アイルトン・セナの時は、同じサンマリノGP(イモラ)の予選(セナのクラッシュ前日)でローランド・ラッツェンバーガーというレーサーが大クラッシュを起こして死亡する事故がありました。ラッツェンバーガーは、その年に33歳でF1デビューした遅咲きの選手で、当時も無名選手だったのですが、セナはその事故にショックを受けてレース当日は相当ナーバスだったそうです。

セナがそんな状況でクラッシュしてしまったので(セナの場合、ドライビングミスが原因ではなかったようですが)、今後の他の選手への心理的影響も心配です。

他方で幸運?

今回の事故も間違いなくアクシデントであり、不運という以外にないのですが、他方で作業車の周辺で作業をしていたマーシャルの人たちが誰も巻き込まれなかったのは幸運だったかもしれません。作業車のそばでフラッグを振っていた人や、マシンを作業車に括り付けていた人がいたにもかかわらず、です。

モータースポーツでは、マシンがとてつもないスピードでコースアウトするので、マーシャルも命がけの仕事だと改めて感じます。

最後に

ビアンキの容体ですが、緊急の手術を終えて、今現在も深刻ではあるものの安定しているとのことです。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141008-00000005-rps-moto

頭部のケガであり心配は尽きないですが、とにかく良い方向に回復してほしいです。

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ダイ

ダイ

1975年1月生まれ。スポーツを見るのもやるのも大好きな41歳。サッカーではGKからFWまで全ポジションに対応(もちろんアマチュアレベルで(笑))。ボクシングではディフェンス重視のアウトボクサー。フルマラソンはサブ4。東京マラソン10年連続ハズレ中…BlackBerryとOAKLEYサングラスを愛用。 公認会計士 税理士

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