(ようやく)自転車ロードレース世界選手権を見て

先週行われた自転車ロードレース世界選手権を、ようやく見ました(苦笑)

一発勝負の難しさと意外性の大きさを感じたレースでした。

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一発勝負ゆえの勝負の駆け引き

世界選手権は距離が約250kmと長めですが、3大ツールのようなステージレースではなくワンデー(1 day)レースであり、一発勝負です。そのため、総合的な実力よりも「その時の強さ(いろんな意味で)」がモノを言います。

「強い者が勝つ」ではなく、「勝った者が強い」レースです。

そのため、3大ツールの上位常連選手でなくても大勝負に出るケースが多いです。
いわゆる「大物」選手が集団で並走して様子を見ている一方で、一発勝利を狙っている選手がいきなり集団から飛び出して「逃げ」状態になる、と言う展開が多いのが特徴です。

この時に集団でどっしりと構えるか、それとも「逃げ」との距離を一定に保つようにペースを上げていくか、等々も駆け引きの一つなので、非常に難しいレースだなあと感じます。

距離が約250kmあって、時間も6時間オーバーと長丁場のレースですが、選手同士の駆け引きをいろいろ模索するうえでは(選手の体力も抜群にあるので)ちょうどいいのかもしれません。

やっぱり雨は怖い…

この日、レースの会場だったスペインのボンフェラーダというところは雨だったり晴れたりの曖昧な天気でした。そのため路面は滑りやすく、荒れそうな雰囲気ぷんぷんでした。

そして案の定、集団での落車が発生していました。巻き込まれた中には今年のツール・ド・フランス王者ヴィンチェンツォ・ニーバリ(イタリア)もいました。路面が悪いと、やっぱりレースも荒れます。

驚いたのが、選手に並走していたチームカー(コーチが指示したり、必要に応じてタイヤ交換をしたりドリンクや食料を与えたりするための車)が、スリップして事故っていたことです。これは珍しい…というか、初めて見ました(笑)。

雨になると、選手の力関係が変動します。通常通りの実力が出せない選手もいれば、通常以上の実力を出してしまう選手も現れます。これはF-1でも同じですし、マラソン等の陸上競技、サッカーのような球技でも同じですね。

そんなわけで、天候も勝負の大きな要因になるなあと、改めて感じました。

「虹を掴んだ」選手

先日、世界選手権優勝者には特別なジャージが与えられるという内容を書きました。このジャージは「マイヨ・アルカンシエル(虹)」と呼ばれているのですが、某記事に「○○が虹を掴む」という見出しが出ていて良い表現だなと感心しました。

まさに「虹を掴んだ」という表現ぴったりだと思います。

そして、今回「虹を掴んだ」のはポーランドのミカル・クヴィアトコウスキーでした。
全くのノーマークでした(苦笑)
ていうか、これまで1回ぐらいしか聞いたことない選手(苦笑)

私の一押しだったファビアン・カンチェラーラ(スイス)は、良いところが出せず11位でフィニッシュ。勝負を仕掛けるタイミングが難しかったのかもしれませんし、集団との駆け引きの中で消耗してしまったのかもしれません。

その他に注目していた選手も目立った結果ではありませんでした(アレハンドロ・バルベルデ(スペイン)が3位でしたが)。やはりいろいろな要因がバチッと自分にハマらないと、一発勝負では勝つのは難しいようです。

終わりに

ロードレース世界選手権は毎年開催されます。オリンピックやサッカーのW杯のような4年に一度の開催ではないので、また来年チャンスが巡ってきます。

もちろん来年のコンディション(コース、天候、選手個々の調子等々)は来年にならないと分かりませんが、一発勝負の醍醐味を毎年楽しめるのは良いなと思います。

サッカーだと、毎年あれだけエキサイトするのはちょっとしんどいですからね…(笑)

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ダイ

ダイ

1975年1月生まれ。スポーツを見るのもやるのも学ぶのも大好きな41歳。サッカーではGKからFWまで全ポジションに対応(もちろんアマチュアレベル(笑))。ボクシングではディフェンス重視のアウトボクサー。フルマラソンはサブ4。東京マラソンに10年連続ハズレ中…BlackBerryとOAKLEYサングラスを愛用。 公認会計士 税理士