欧州クラブチームのラインナップ所感②

前回のつづきです。

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リーガ・エスパニョーラ(スペイン)

アトレティコ・マドリー

クルトゥワ、D・コスタ、F・ルイスの3人がチェルシーに行き、D・ビジャも出ていきました。これはアトレティコにとっては痛いと思います。他方、D・コスタの代わりにマンジュキッチを獲得して、D・ビジャの代わり(?)にフランス代表のグリーズマンを獲得したのは良い補強だと思います。グリーズマン(グリエスマン?)はW杯でも動きの良い選手だった印象があり、元々リーガでプレーしていたので(レアル・ソシエダ)、すぐに活躍できそうな期待感があります。

昨季のD・コスタのようにはいかないかもですが、マンジュキッチの爆発にも期待したいところです。

このチームで一番目立つのはシメオネ監督です(笑)。選手に近い視点・熱さなのが良いのでしょう。シメオネ自身がアトレティコ出身で、求心力も申し分ないようなので、今季も優勝争いに絡む活躍をするのではないかと思います。

レアル・マドリー

ディ・マリアとX・アロンソを放出してJ・ロドリゲスとクロースを獲得したのは、ちょっとギャンブルな感じもします。アンチェロッティ監督(または首脳陣)が「変わらないこと」を好まなかったということなのかな、と捉えています。

クロースはとても良い選手なので、「よくバイエルンが放出したなあ」というのが第一印象でした。しかも、昨季のCLでコテンパンにやられたレアルに(苦笑)。

X・アロンソが入れ替わりでバイエルンに行ってしまったので、クロースにはバイエルン時代とは少し違った役割が求められるだろうと思います。攻守のバランスをとる(味方にとらせる)役割がメインになるので、以前のようにあまり攻撃的にはなれないように思います。それでも、さっそくレアルで良い動きをしているし、まだ若いので(24歳)、大ケガさえなければ今後5年以上は活躍するでしょう。

J・ロドリゲスも良い選手です。前線の布陣(ベイル、ベンゼマ、CR)を考えると、2列目からのタイミングの良い飛び出しが期待されている役割でしょうね。ただ、相手にポゼッションを握られている試合では守備もしっかりやらないといけなくなって、持ち味が十分に活かしきれないかも、というのがあります。そのためJ・ロドリゲスに関しては、期待するほど活躍できないかもしれない、という懸念があります。カカもそうでした……。

GKはどうするのでしょう?昨季のような使い分け(リーガではD・ロペス、CLではカシージャスでしたね)をするかもしれないですが、チェルシーと同様難しいですね……。それとGKの身長が低め(カシージャスもナバスも185cm)になったところも気がかりです。

FCバルセロナ

L・スアレスが目玉ですが、どうでしょう?
プジョルはケガで引退だから仕方がないとして、セスクとV・ヴァルデスを出してしまったのは痛いのでは?と思います。GKはドイツ人のテア・シュテーゲンとチリのブラーボを獲得していますが、しばらくは連係に不安があるかもなと思います。それだけカンテラ出身のヴァルデス退団は大きいと思います。

センターバックは大丈夫かなあという不安もあります。バルトラ、フェルメーレン、マテューといますが、ピケのフォロー役も兼ねないといけなくなるので(苦笑)、負担が大きいです。まだまだマスチェラーノに依存しないといけないだろうと思います(個人的にはマスチェラーノには本来のピボーテのポジションでプレーしてほしいと思っていますが…)。

セスクの代わりはラキティッチなのでしょう。良い選手ですが、バルサのサッカーに慣れるまで少し時間が必要かなと。慣れればシャビ、イニエスタ両方の代役ができそう(将来はシャビの後釜になりそう?)なので期待大です。

FW3枠の使い方は悩ましいでしょうね…。ペドロも捨てがたいですからね。ローテーションの可能性が大でしょう。

リーガに集中しないと、リーガ優勝は難しいような気がしています。
今はバルサの「変革期」または「過渡期」でしょう…。

ブンデスリーガ(ドイツ)

バイエルン・ミュンヘン

先日書いた通り、リーガでもCLでも中心的存在でしょう。選手層が抜群に良いです。
クロースを放出して「おいおい、どうしたんだ?」と思ったのですが(笑)、X・アロンソを獲得したことで、グアルディオラ監督の意図が分かる気がします。

「自分の現役時代のポジションに同じスペイン人の即戦力で、戦術理解にも長けている選手」

が欲しかったのかなと推測しています。T・アルカンタラは怪我しているし、即戦力という面でX・アロンソは最適だったのでしょう。

FWはマンジュキッチを放出してレヴァンドフスキにシフトしました。短期的にはあまりプラスにもマイナスにもならないかなと見ていますが、レヴァンドフスキの方が器用な印象があるので、長い目で見ればプラスとなる補強かもしれません。

バイエルンの補強すべきポイントはCBじゃないかなと思っていたのですが、その通りにギリギリのタイミングでベナティアをローマから獲得しました。GKも、ノイアーの控えにレイナが加わったのは大きいです。資金力は十分あるのに、派手な大型補強をせずに要所要所をしっかり押さえるところを見ると、バイエルン経営陣は堅実だなあと感じます。

しかし見ていると、徐々にスペイン人が増えているような…?
これはファン・ハール時代にオランダ人選手が多かったのと似ているような…?(笑)

ボルシア・ドルトムント

バイエルンの独走を止める対抗馬として期待しています。カガワ選手を獲得したのもプラスに働くでしょう。
バイエルンと比べると、名前負けしている感は否めないですが(笑)、明らかな「穴」があるわけでもないので、取りこぼしさえしなければリーガではバイエルンといい勝負をするのではないかと思います。

その他

シャルケ、ブレーメン、レバークーゼンあたりに頑張ってほしいところですが、バイエルンが強すぎるなあという印象が拭えません……。選手補強も一番良く出来ている感じがするので、尚更です。

ホーム(バイエルンにとってのアウェー)では、各チームがバイエルンに全力でぶつかって勝ち点を取っていけば、けっこう混戦になるんだろうけどなあ……と淡い期待を抱いています。

まとめ

選手の入れ替えが多かったものの、欧州各国の戦力図に大きな変動は起きないかなあと感じます。
上位チームで不振になったり上昇したりのちょっとした変動はありえますが、去年のアトレティコのような「旋風」は巻き起こらないのではないかと見ています。

こんな予想の通りだとつまらないので、どこかのチームに裏切ってほしいですね(笑)

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ダイ

ダイ

1975年1月生まれ。スポーツを見るのもやるのも大好きな41歳。サッカーではGKからFWまで全ポジションに対応(もちろんアマチュアレベルで(笑))。ボクシングではディフェンス重視のアウトボクサー。フルマラソンはサブ4。東京マラソン10年連続ハズレ中…BlackBerryとOAKLEYサングラスを愛用。 公認会計士 税理士

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