気がつけばこちらも開幕…ブエルタ・ア・エスパーニャ

この週末に、ブエルタ・ア・エスパーニャ(Vuelta a Espana、以下、ブエルタ)が開幕しました。簡単に言うと、「ツール・ド・スペイン」です(笑)。

2014lavuelta

サイクルロードレースの世界では、「グランツール(Grand Tour)」と言われる3大ツールがあり、ブエルタもその一つです(他はジロ・ディタリア(Gilo d’Italia)、ツール・ド・フランス(Tour de France)です)。

ブエルタも他のツールと同様、21ステージ前後のステージレースで、合計距離約3200㎞の長丁場のレースです。特徴としては、ツール・ド・フランスほど1ステージ当たりの距離が長くないものの、時々エグい急こう配の山岳ステージがある等、コース難易度のボラティリティ(変動幅の激しさ)が高いところが挙げられます。ただ、ツール・ド・フランスよりも注目度が低いため、ツール・ド・フランスに勝負を賭けた有力選手が滅多に参加しないという残念な特徴もあります。

ついこないだツール・ド・フランス恒例のシャンゼリゼ通りでの最終ステージを見たと思っていましたが、もうブエルタが開幕したのかと、少し驚きでした。サッカーW杯後、あっという間に欧州のリーグ戦が開幕したのと同じ感覚です。

毎年のことなのですが、なぜかいつも「えっ!?もう!?」となってしまいます(苦笑)。

そんなブエルタですが、今回はツール・ド・フランスの結果の関係で、有力選手が結構参加します。

まず、去年のツール覇者、クリス・フルームが参戦。先月のツール・ド・フランスは第5ステージで早々に落車リタイアしたので、リベンジをしようという意図でしょう(大きなケガがなかったのも大きいでしょう)。

そして、アルベルト・コンタドールも参戦。ツール・ド・フランスでは第10ステージで落車リタイア。フルームと同じで、ブエルタでリベンジというところでしょう。コンタドールはスペイン人なので、ブエルタは自国の大会でもあります。ちなみにコンタドールは既にブエルタの優勝経験があり、ジロとツール・ド・フランスも含む「グランツール」全てで優勝した経験のある、数少ない選手です。

もう一人優勝候補に挙がるのは、若いコロンビア人、ナイロ・キンタナかなと思います。
去年のツール・ド・フランスで山岳での強さを発揮して総合2位になり、今年はジロ・ディタリアで総合優勝しました。ツール・ド・フランスには参加しなかったので、休養万全のコンディションです。チームの中ではエース扱いされていませんが、状況に応じてエースとなって総合を獲りにいくことでしょう。

その他、スペイン人選手は自国での大会なので、気合いを入れて臨んでいる選手が多いようです(サムエル・サンチェス、ホアキン・サンチェス、アレハンドロ・バルベルデ等々)。先月のツール・ド・フランスでイマイチだった2011年ツール・ド・フランス覇者カデル・エヴァンズも参戦しています。

さらに、個人的にいつも注目しているファビアン・カンチェラーラとトニ・マルティンの「タイムトライアル・スペシャリスト」も揃って参加しています。ただ、この2選手は約1か月後に開催予定の世界選手権に向けた準備を兼ねているのでしょう。

正直なところ、今回のブエルタはツール・ド・フランスと引けを取らない有力選手の豪華さです。暑さや過酷さは毎年ツール・ド・フランスと負けず劣らずなので、今年は例年以上に熱いレースになりそうです。

今日までに第3ステージを終えましたが、例年通り穏やかな滑り出しのようです。
レース後半の方で、エグい勾配の山岳ステージがあるので、そこが注目かなと思います。

本当は自分でも山岳コース等を試してみたいところですが(笑)、いつか挑戦することを楽しみにしつつ、今はレース観戦を楽しみます。

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ダイ

ダイ

1975年1月生まれ。スポーツを見るのもやるのも学ぶのも大好きな41歳。サッカーではGKからFWまで全ポジションに対応(もちろんアマチュアレベル(笑))。ボクシングではディフェンス重視のアウトボクサー。フルマラソンはサブ4。東京マラソンに10年連続ハズレ中…BlackBerryとOAKLEYサングラスを愛用。 公認会計士 税理士