特徴的だから惹かれる。ツール・ド・フランスの魅力その2

つい先ほど見た試合の衝撃があまりにも強いのですが(最後に少しだけ触れます)、気を取り直して(笑)昨日のつづきです。

夕べまでに第4ステージが終了。ここまで大きな動きなく平坦ステージが過ぎています。

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特徴3:選手によって強み・弱みがハッキリしていること

サイクルロードレースの選手は、「タイプ」というか得意・不得意がハッキリしています。

ボクシングで言うところの「アウトボクサー」と「インファイター」のような違いがあります。

ざっと挙げると、

「一定距離を単独でどれだけ速く走れるか」に長けている選手 = TTスペシャリスト(※)
(※「TT」=タイムトライアル)

「ラスト数百mのスプリント勝負」が強い選手 = スプリンター

山登りで最も強さを発揮する選手 = クライマー

平坦な長い距離を早いペースで走りまくってペースを握れる選手 = ルーラー

細かいアップダウンのあるコースで積極的にレースを進められる選手 = パンチャー

全てがバランス良く強い選手 = オールラウンダー

ツール・ド・フランスようなステージレースではなく、一日だけの勝負に強い選手
= クラシックスペシャリスト

といったタイプに分類されます。

どのタイプの選手がエースになるかはチームの戦術次第ですが、最近はオールラウンダーがエースになるケースが多いです。全局面で穴が少ない方が、総合成績でも好結果が望めるということなのでしょう。

各選手がどのタイプの選手なのかを理解してレースを見ると、選手の見どころや勝負所が分かるので、より見応えが増します。私がかつて応援し、憧れていた(もはや過去形…)選手、ランス・アームストロングもオールラウンダーでした。特に、TTと山登りで両方とも非常に強かったです。

今のディフェンディング・チャンピオンであるクリス・フルームや、その対抗とされているアルベルト・コンタドールもオールラウンダーでしょう。両者の一騎打ちは山岳ステージ(ピレネー山脈)で見られると思いますが、拮抗した展開になることを期待しています。

特徴4:チームスポーツでありながら、個人競技も混ざっていること

これはワンデーレース(1day race)ではなく、ツール・ド・フランスのようなステージレース特有ですが、ステージの中に必ず個人TTがあります。他のステージではチーム単位で勝負していますが、個人TTの時だけは完全な個人レベルでの戦いです。

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ずっとチーム競技なわけではなく、完全な個人競技が織り交ざっている競技はあまりないので、ここも面白いところだと思っています。
(ちなみに上の画像で背景に映っているのは、モン・サン・ミッシェルです)

ただ、私はチームTTも大好きです。
これは「百聞は一見にしかず」なのですが、今年のツール・ド・フランスではチームTTのステージがないのが残念です…。

特徴5(おまけ):コースの景観が素晴らしい

レースの模様をヘリからのカメラ等で中継するのですが、選手の走っているコースの眺めがとても美しいです。アルプス山脈やピレネー山脈の中を走るところもそうですし、時々田舎道のひまわり畑の中を走ったりもします。

まるでフランスの観光PRのビデオを見ているかのような感覚になります(笑)
壮観の一言です。

また、最終ステージのゴールは、パリのシャンゼリゼ通りと毎年決まっています。
あの街中を、時速45km前後で100人以上の選手が集団で走るのです。まだTVやビデオでしか見たことがありませんが、見応え十分です。

昨年パリに旅行した時にシャンゼリゼ通りのコースも見ましたが、石畳が擦れたような路面状態になっていて、滑りやすそうな感じがしました。この中を時速45km前後で走るところはさすがだなあと感じたものです。

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まとめ

数ある特徴の中で私の好きなところを思いつくまま挙げましたが、F-1 等のモータースポーツとは違って、人間がエンジン(動力)になっているところと、最先端の技術を駆使した自転車を使用しているところとの融合も魅力の一つかなと感じます。

ツール・ド・フランスも日本時間で深夜に行われるので、見るかどうかが非常に悩ましいところですが(苦笑)、仕事に支障が出ない範囲で存分に楽しもうと思います。

【おまけ】
つい先ほど終わった試合について少しだけ。

一言で言うと、「とんでもないものを見てしまった」という感じです。
わずか31年ほどのサッカー観戦歴ですが、その中でも1、2を争う衝撃です…。

サッカーというスポーツが存在する限り、永遠に語り継がれる試合の一つになるでしょう。

ただのイチ日本人の私がこれだけ衝撃を受けているのですから、現地ブラジルの人の衝撃はいかばかりかと想像し難いものがあります。

後日、冷静さを取り戻したら改めて触れようと思います。

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ダイ

ダイ

1975年1月生まれ。スポーツを見るのもやるのも学ぶのも大好きな41歳。サッカーではGKからFWまで全ポジションに対応(もちろんアマチュアレベル(笑))。ボクシングではディフェンス重視のアウトボクサー。フルマラソンはサブ4。東京マラソンに10年連続ハズレ中…BlackBerryとOAKLEYサングラスを愛用。 公認会計士 税理士

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