PK戦で見られるチームの一体感

W杯で決勝トーナメントが始まり、延長戦でも決着がつかずPK戦までもつれた試合が既に2試合ありました。

PK戦は一本のキックで運命を左右する可能性があるので見ている側も緊張しますが、私はPK戦の前のシーンにも注目しています。

fifa15

チームの一体感の強さ

PK戦になると、両チームの選手とも疲労しきった状態ですが、ベンチの選手やコーチ陣も一緒になって選手を激励・鼓舞します。

120分間動きまくって身体が疲れ切っているのに、集中を切らさずPK戦に臨まなければならないのですから当然です。

見ていて痺れるのは、PK戦前にイレブン、ベンチの選手、監督・コーチ陣全員で円陣を組んで気合いを入れているところです。「気持ちを一つにしよう」、「もう少しだけ頑張ろう」という意思統一を全員で行っている姿は、自分が応援しているチームじゃなくてもジーンときます。

これだけチーム全員が一丸となってPK戦に臨む姿を見るのは、ここ20年ぐらいのことのように思います。
昔はもう少しドライというか、「まあ、頑張ろうや」程度の感じだったような記憶があります……(苦笑)。

PK戦の時に肩を組む姿

PK戦に入ると、選手たちは肩を組んで気持ちを一つにします。
(キッカー/GKに「念」を送っているかもしれません(^^))

こんなシーンを見るようになったのは、W杯では94年アメリカ大会決勝戦のブラジルから、クラブチームでは92年のコパ・リベルタドーレス決勝のサンパウロFCからだった記憶があります。

今ではどのチームでも(代表・クラブ問わず)見られるようになりましたが、意外と歴史は古くないのです。

それ以前は、選手がバラバラに座り込んでくつろいで見ているような感じでした。
120分間動き回って疲労して、それどころではなかったというのもあるでしょう。
ただ、PK戦の前と同様、PK戦の時も昔はもう少しドライだったような印象が……(苦笑)。

どれもブラジルが起源。意外なことに

意外かもしれませんが、チームの一体感や団結を感じさせる姿を見せてくれるのは、ブラジルが最初というものが多いです。

イレブンが手を繋いで入場するのもブラジルが初めてでした(94年W杯アメリカ大会)。今では入場時はエスコートキッズと手を繋ぐことになっていますが、もう一方の片手を前の選手の肩に乗せて「トレイン」状態になっていますね。

私のような格闘技も好きな人が見ると、「グレイシートレイン」を思い出します。(^^)

ブラジル‐チリ戦、コスタリカ‐ギリシャ戦ともに、両チームの一体感と気持ちが伝わるPK戦で、結果に関係なく、それまでの120分間にプラスして良いものを見せてもらった気分でした。

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ダイ

ダイ

1975年1月生まれ。スポーツを見るのもやるのも学ぶのも大好きな41歳。サッカーではGKからFWまで全ポジションに対応(もちろんアマチュアレベル(笑))。ボクシングではディフェンス重視のアウトボクサー。フルマラソンはサブ4。東京マラソンに10年連続ハズレ中…BlackBerryとOAKLEYサングラスを愛用。 公認会計士 税理士

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