年俸28億円!?どこからそんなお金が?

ずいぶん前にサッカーのアルゼンチン代表選手、リオネル・メッシがFCバルセロナとの契約延長に合意し、推定年俸が約28億円との報道がありました。

世界最高年俸となったメッシに飛び交う批判と憶測

Business Money Briefcase

28億円と聞いてビックリ仰天でした。
「サッカー選手の年俸も20億円超えをしてしまったのかぁ…」と。

サッカーは野球やバスケットボールとは違い、年間の試合数が少ないです。競技内容から考えて選手の負担がキツイため、こなせる試合数が必然的に少なくなるのです。アメリカンフットボールやラグビーの試合数が少ないのも必然でしょう。

そのため、チケット収入では野球やバスケよりも圧倒的に不利です。それもあり、かつてのサッカー界では年俸5億円でも相当な高給取りというイメージでした。

今サッカーの年俸が高騰しているのは、TV放映権収入とメディアへの露出の多さからくるスポンサー収入、そして世界中で販売されているグッズ売上によるところが大きいのでしょう。

TV放映権収入

読んで字のごとく、ですが、試合をTV中継することに関してTV局からもらうお金です。

今では欧州の強豪国のリーグ戦(スペイン、イングランド、ドイツ、イタリア等)は、世界中で放映されています。各国のTV局が現地の放送局に放映権料を支払い、その受け取った放映料も含めて現地放送局がチームやリーグ運営組織に支払っています。

世界各国に放映されているからこそ高騰しているのであって、現地だけでしか放映されない場合には大した金額にはならないでしょう。Jリーグとの違いもここに現れていると思います。

スポンサー収入

いろいろあります。ユニフォームに会社名を入れてもらうケースや所属選手をCMに起用するケース、移動等オフの時に選手に使ってもらう等々です。

バルサで言えば「カタール航空」、レアルやミランなら「エミレーツ航空」、バイエルンは「T-モバイル」、インテルなら「ピレリ」等々です。

日本代表だと練習着は「キリン」で、監督、選手移動用のスーツは「ダンヒル」ですね。これもキリンやダンヒルと日本サッカー協会がスポンサー契約をしているからです。イタリア代表は同じ理由で毎回「ジョルジオ・アルマーニ」のスーツを着ています。

ちなみに、日本代表の今大会のキャンプ地であるサンパウロ州のイトゥーというところは、冠スポンサーであるキリンのブラジル子会社、スキンカリオール社の本社所在地のようですね。

グループリーグの試合会場から片道1000㎞~2000㎞も離れていたところなので、移動距離だけで日本代表は他国よりもハンディキャップを背負っていたのかもしれません(1000㎞~2000㎞が日本ではどこからどこまでの距離なのか調べてみると、どれだけ離れているかが分かります)。

キャンプ地を決めたのは日本サッカー協会なのでしょうけど、その辺は関係しているのでしょうかね♪

グッズ売上

言うまでもなく、ユニフォームを初めとするチームのグッズによる販売収入です。
ざっくり言って「購入者→ショップ→卸売業者→メーカー(NIKE、Adidas等々)→チーム→選手」という形でお金が流れているのでしょう。スポンサー契約のようなので定額かもしれませんが、契約によってはグッズ販売量に応じたインセンティブ部分もあるでしょう。

00年代ぐらいまでは2~3年に1度ぐらいしかユニフォームのデザイン変更がありませんでしたが、ここ数年は毎年変更されています。毎年デザインが変わり、それに合わせて毎年ファンが「今シーズンモデル」を購入しています。

サッカーにおけるビジネスモデルが進化しているということなのでしょう。
そして収入がアップしている分、選手の獲得や契約更新にお金を注ぎ込めているのでしょう。

メッシとよく比較されているマラドーナを例にとると、マラドーナがナポリに在籍していた86年当時(W杯優勝後)、イングランドのとあるチームが獲得を検討したことがあるそうですが、その時に提示した移籍金が1千万ポンド、当時のレートで約27億円でした。

移籍金が、です。

この数字が私のアタマにしっかりインプットされているので、今の選手の年俸や移籍金を聞くとたまげてしまいます。
桁が一つ違うのです…(苦笑)。

では、年俸と移籍金の違いは何でしょうか?
こちらに書きました

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ダイ

ダイ

1975年1月生まれ。スポーツを見るのもやるのも大好きな41歳。サッカーではGKからFWまで全ポジションに対応(もちろんアマチュアレベルで(笑))。ボクシングではディフェンス重視のアウトボクサー。フルマラソンはサブ4。東京マラソン10年連続ハズレ中…BlackBerryとOAKLEYサングラスを愛用。 公認会計士 税理士

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