イタリア敗退…衝撃も落胆もなかった……

私は25年以上日本よりもイタリアを応援しているので、イタリアの試合を優先して見ているのですが、昨日はイタリア vs ウルグアイで力尽きたため、朝起きたら日本 vs コロンビアは終了していました…(苦笑)。

結果的に、イタリアも日本も共に敗退しました。
どっちも厳しい結果になるだろうという予想をしていたので落胆はなく、むしろ「ああ、負けちゃったね」というのが率直な感想です。

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当初は先日書いた通り、イタリアはグループリーグ(以下、GL)は突破するだろうと思っていました。グループDからは、イタリアとウルグアイが通過すると予想していました。

ただ、その一方で前評判どおりの厳しい組み合わせだったので、その時のコンディションや戦い方次第で、どんな結果にもなりうると思っていました。アタマのどこかでイタリアの敗退もなくはないとも思っていたのでしょう。

なので、予想外ではあったけど落胆もない、という感じでした。

イタリアの何が良くなかったのでしょう?

結果的には、大会前に思っていた通り、特定の選手への依存が強かったのが良くなかったように思います。「特定の選手」とは、ピルロとバロテッリです。

ピルロが素晴らしい選手なのは、言うまでもありません。素人が見ても、一人だけ動きや視点が違うと感じられるでしょう。フィジカル面では多くの日本人選手よりも劣るはずなのに、34歳になってもあれだけ素晴らしいプレーができるのは、持ち前のセンスと、そのセンスを培ってきた努力の賜物でしょう。

個人的に、日本のサッカー少年が目指すべき選手の一人だと思います。

しかし、見ているとイタリアの他の選手は、かなりの高確率でピルロに一旦ボールを預けていました。自分で持ち込んで仕掛けていっても良さそうな時でも、ピルロに預けてペースダウンをしていました。

プランデッリ監督からの指示だったのかもしれませんが、どの選手ももっと自分で切り拓きに行っても良いのでは?と思って見ていました。

ゲームのコントロールをピルロに頼らざるを得ないのが、今のイタリアの厳しい現状なのでしょう…。

バロテッリも同様です。フィジカルもテクニックも優れている選手ですし、決定力も抜群に良いです。それは一昨年のEUROで実証済です。まだ23歳なので、8年後も期待できる有望な選手だと思います。

しかし、見ていてバロテッリ以外の選手が得点しそうな感じが全然しませんでした…。
「バロテッリが強烈」なのではなく、「周りが小粒」な感じです。

今のバロテッリのようなゴールを匂わせるFWは、イタリアには過去に何人もいました。ビアリ、スキラッチ、ビエリ、インザーギ、トーニ…。でも、どのFWも「その人だけ」ではなく、他にもゴールを匂わせる選手がいたから相手チームからのチェックが軽減されて活躍できたようにも思います。マンチーニやバッジョ、デル・ピエロ、トッティ等々です。

今回、バロテッリの周りにそんな選手がいなかったのは、バロテッリにとって不運だったように思います。

特定の選手への依存が強かったということは、イコール、才能ある若い選手がいないということであり、やっぱり今回そんな選手が出てこなかったなあという感想です。

細かく見ると、カッサーノのコンディションがイマイチだったとか、エル・シャーラウィがいなかったとか、キエッリーニがスアレスに噛まれたとか、マルキージオの一発レッドはどうなんだとかありますが、GLを突破しても決勝トーナメントで早期敗退だったでしょう。

4年後は、中心選手がガラリと代わるでしょう。
ブッフォン、キエッリーニ、ピルロ、デ・ロッシ、カッサーノらがいなくなり、どんな若い選手が出てくるか?

この先が今一つ見えないのは、イングランドと同じ状況かもしれませんね……。

日本代表については、少しアタマを整理中です。
今のアタマのまま書くと辛辣で過激になりそうなので、慎重に言葉を選んでいるところです……。

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ダイ

ダイ

1975年1月生まれ。スポーツを見るのもやるのも学ぶのも大好きな41歳。サッカーではGKからFWまで全ポジションに対応(もちろんアマチュアレベル(笑))。ボクシングではディフェンス重視のアウトボクサー。フルマラソンはサブ4。東京マラソンに10年連続ハズレ中…BlackBerryとOAKLEYサングラスを愛用。 公認会計士 税理士

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