グループリーグ最終戦がグループ内で同時開催である意味

今日からグループリーグの最終第3戦が始まりました。

2試合が終わった時点で決勝トーナメント進出を決めているチームには南米勢が多く(アルゼンチン、チリ、コスタリカ、コロンビア)、さすが南米開催の大会だなあと感じます。

ベスト4ぐらいで「コパ・アメリカ」にならないといいですが……(笑)。

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今日からのグループリーグ最終戦、既にお気づきというかご存知の方が多いですが、同じグループの2試合が同じ時間にキックオフとなります。つまり同時開催になります。

理由は単純で、無気力試合や消化試合をなくすためです。

最終戦を同時開催しない場合、ケースによっては「最後の1試合」を待たずに決勝トーナメント進出チームとその順位が確定してしまうことがあります。その場合、「最後の1試合」を行う意味がほとんどなくなってしまいます。

選手からすれば、

「もう決まっちゃったし、お互いケガしないように軽くやろうぜ」

「そうだよな。もう決まったんだし、ガチでやってケガでもしたらアホだよな。ケガしてクラブからの年俸に響いたらイヤだもんな」

となるわけです。

最後の最後までグループの順位が確定しない状況を作るには、最終戦をグループ内で同時開催する必要があるのです。

これは、W杯では1986年のメキシコ大会から導入されています。それまではグループリーグ最終戦は別時間での開催でした(82年大会までは、「1次リーグ」と「2次リーグ」が決勝トーナメントの前にありました)。

ただ、そうはいっても限界はあります……。

同時開催する意味がないケース

同時開催しても意味がないケースもあります。

最初の2試合で2勝したチーム同士、2敗したチーム同士が最終戦でぶつかるケースです。この場合、最終戦はただの「順位決定戦」でしかなく、それぞれ別時間にやっても支障はありません。

今大会では、グループB(スペイン、オランダ、チリ、オーストラリア)がそうでした。
オランダ、チリがグループリーグ通過決定、スペイン、オーストラリアが敗退決定なので、あとはそれぞれが順位決定戦をすればいいだけの状態でした。

こんなこと、あまりありませんけどね…。

「八百長」が成立しそうなケース

それまでの試合結果と最終戦の組み合わせ次第では、「八百長」をしようと思えばできるケースもありえます。
今大会では、グループG(ドイツ、アメリカ、ガーナ、ポルトガル)がそうです。

最終戦は、勝ち点4同士のドイツvsアメリカ、勝ち点1同士のガーナvsポルトガルの対戦です。

ポルトガルとガーナのどちらかが頑張って大勝して、勝ち点3をゲットするだけでなく得失点差でも優位に立ったとしても、アメリカとドイツで「引き分けちゃおっか?」と「約束」して引き分けてしまえば(勝ち点1をお互いゲットすれば)、ドイツとアメリカは仲良く決勝トーナメントに進出できます。潰し合うことなく。

もちろん、そんなことはしないでしょう。
でも、「取引可能」な状況ではあります。

あまりここを抉ってもしょうがないですけど、アメリカのユルゲン・クリンスマン監督は言わずと知れたドイツ人で、2006年ドイツ大会の時はドイツ代表監督でした。

ん?可能性としてなくはない……? (笑)

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ダイ

ダイ

1975年1月生まれ。スポーツを見るのもやるのも大好きな41歳。サッカーではGKからFWまで全ポジションに対応(もちろんアマチュアレベルで(笑))。ボクシングではディフェンス重視のアウトボクサー。フルマラソンはサブ4。東京マラソン10年連続ハズレ中…BlackBerryとOAKLEYサングラスを愛用。 公認会計士 税理士

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