やっぱり南米開催だと一味違う…

W杯のグループリーグも後半戦に差し掛かってきていますが、ここまで見ていて

「やっぱり今大会は南米の大会だなあ」

と感じます。
開催地の地域の違いは、意外と大きいと思っています。

mundial-mexico

過去10回の開催地と優勝国

中南米での大会だと、直近では1986年メキシコ大会までさかのぼります。
南米大陸で言えば、なんと36年前の1978年のアルゼンチン大会です。

過去10回の開催地と優勝国は、こんな感じです。

年   開催国     優勝国
74年 西ドイツ    西ドイツ
78年 アルゼンチン  アルゼンチン
82年 スペイン    イタリア
86年 メキシコ    アルゼンチン
90年 イタリア    西ドイツ
94年 アメリカ    ブラジル
98年 フランス    フランス
02年 日本・韓国   ブラジル
06年 ドイツ     イタリア
10年 南アフリカ   スペイン

よく言われていますが、欧州開催の大会では欧州の国が優勝し、アメリカ大陸開催の大会では南米の国が優勝しています。これまで例外はありません。見事に分かれています。

今回は南米・ブラジルの大会なので、やっぱり南米の国が有利なのかなと思っていましたし、これまでのところ、そのように進んでいます。

この要因は何でしょう?

1.気候・環境の違い

当たり前といえば当たり前ですが、気候や時差、高度、滞在先、食事、移動手段等の諸々の環境の違いは大きいでしょう。

欧州の選手がサッカーのために1ヶ月近く南米に行くことはほとんどないはずです。
それゆえ、この辺の違いは選手に少なからず影響していると思います。

他方、欧州で活躍している南米の選手は、欧州開催の大会でも多少は順応するのでしょうけど、大会前は母国の選手(いわゆる「国内組」の選手たち)と母国でみっちり調整してから開催国に上陸します。なので、大会の時には完全にモードが変わってしまっているので、「影響なし」ということはないと思います。

2.スタジアムの雰囲気

スタジアムの雰囲気は全然違います。具体的には、観客の違いです。
南米開催の大会では、圧倒的に南米の国を応援しているサポーターが多いです。

今回も開催国ブラジルは当然として、アルゼンチン、メキシコ、チリ、ウルグアイ、エクアドルの試合では、圧倒的に南米側のサポーターからの歓声が多いです。これは、欧州開催の大会では見事に逆転します。

国歌斉唱の時から観客のテンションが高いので、選手も必然的に盛り上がるでしょう。選手の表情からも伝わることがよくあります。

86年のメキシコ大会もそうでした。開催国のメキシコやブラジル、アルゼンチンの試合をよく見ていましたが、欧州の国相手だと、雰囲気では完全に圧倒していました。ホームとアウェイの違いそのものでした。

今大会ではブラジルvsメキシコが印象的です。ブラジルのホームであるにもかかわらずメキシコのサポーターもかなりたくさん来ていてメキシコのプレーにも大歓声でした。

チリvsスペインもなかなかのものでした。スペインがパスを回している時のブーイングは「あれ?チリのホーム?」という感じでした。

地理的にサポーターが応援に行きやすい/行きづらいという単純な違いなのでしょうけど、観客が「ホームに近い」雰囲気にしてくれているというのは、大きな要因なはずです。

まとめ

今大会も例外ではなく、南米勢(北中米も)が好調のようです。

決勝トーナメントになると、PK戦もあるので、必ずしもそう言えなくなる部分もありますが、やっぱり南米のチームが決勝戦には必ず出ていると見ています。前回、前々回のような「欧州選手権」にはならないでしょう。

ブラジルなのかアルゼンチンなのか、それとも他の国……?

【おまけ】
日本の試合については当面ノーコメントでいきます。
言いたいことはいろいろありますが…

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ダイ

ダイ

1975年1月生まれ。スポーツを見るのもやるのも大好きな41歳。サッカーではGKからFWまで全ポジションに対応(もちろんアマチュアレベルで(笑))。ボクシングではディフェンス重視のアウトボクサー。フルマラソンはサブ4。東京マラソン10年連続ハズレ中…BlackBerryとOAKLEYサングラスを愛用。 公認会計士 税理士

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