膨れ上がるスポーツマネー

先月、ESPNというアメリカのケーブルTV局のサイトで、「稼いでいるアスリートTOP25」というのが発表されていました。2013年の年間データのようです。

リンク先を見ていただくと分かりますが、みんなすごい金額です…。

日本のプロ野球選手の5~6億円も「スゲー!」と驚きますが、
ケタが一つ違うんですよね(苦笑)。

メイウェザーが1位なのは予想通り

特筆すべきは、予想通り1位に輝いたフロイド・メイウェザーJrの報酬です。

「*」付きになっていて、下に「2014年のゲレーロ戦とアルバレス戦の最低保証額」と書かれています。公表されている最低額のみの数字で、TV局のPPV(Pay Per View)収入のオプションは別枠という意味でしょう。それを加味するとどうなるのでしょう?

すごいの一言です。さすがフロイド・”Money”・メイウェザーです(笑)

なお、下の注書きを見ていると、このリストには広告収入が含まれていないようです。広告収入を含めると、おそらくタイガー・ウッズやフィル・ミケルソンを初めとするプロゴルファー、ラファエル・ナダルを初めとするテニスプレーヤーも上位に入るでしょう。タイガー・ウッズは、昨年以前のESPN以外のデータによると、広告収入だけで50億円以上あるようです…。

しかしこのランキング、よく見るとツッコミどころがあります。

サッカー選手は、本当にサラリーと賞金だけなのか?

CR(クリスティアーノ・ロナウド)やメッシは、本当にサラリーと賞金だけなのでしょうか?(イブラヒモビッチも(^^))

ナイキやアディダス等からの広告収入がないと、50億円どころか20億円にも達しないのでは?

リンク先の下の方に「世界で最も報酬を支払っているチーム」のTOP 5が出ています。それによると、CRが所属するレアルは189百万円ドル、メッシが所属するバルサは193百万ドルだそうです。

レアルとバルサは、チーム全体の年俸の約4分の1をCRとメッシにそれぞれ払っている!?

そんなことはないと思うのですが…。
冷静に考えてみて金額の内容がよく分からないですね。

少なくとも、レアルやバルサのようなスター軍団が一人の選手だけに総年俸の4分の1もの大金を払うことはないと思っています。レアルにもバルサにも「大物」と呼べる選手がゴロゴロいますからね。

選手としての報酬だけ?それ以外も含む?

それとメイウェザーの報酬も、純粋な「ボクサー」としての報酬だけなのか、それとも「プロモーター」としての報酬も含まれるのかが、この数字だけではよく分かりません。

(メイウェザーは数年前から「Mayweather Promotion」というプロモーション組織を自ら運営して自分自身のプロモーターになっています)

ただメイウェザーが今、世界で最も稼ぐボクサーなのは間違いありません。ヘビー級チャンピオンのクリチコ兄弟の報酬を足しても、メイウェザーには及ばないでしょう。

4大メジャースポーツの金額はたぶん正確

真偽のほどが不確かな数字もありますけど、ESPN調査だけに米国四大メジャースポーツ(NFL、NBA、MLB、NHL)のサラリー情報は確かなのでしょう。それほど違和感がありません。

でも、やっぱりすごい金額です…。
スポーツの周辺でそれだけ巨額のマネーが動いているということなのでしょう。

これを見ると、日本のプロスポーツ界は少し寂しいなあと感じますし、優秀な野球選手がメジャーリーグに行ってしまうのも納得せざるをえないと思います。

メジャーリーグに行く第一の目的は当然、世界と勝負したいとか世界の頂点を目指したいといった野球に対する純粋な思いなのでしょうけど、人生は引退後もつづくわけで、それを考えれば保証される金額が多い方が良いでしょうからね……

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ダイ

ダイ

1975年1月生まれ。スポーツを見るのもやるのも大好きな41歳。サッカーではGKからFWまで全ポジションに対応(もちろんアマチュアレベルで(笑))。ボクシングではディフェンス重視のアウトボクサー。フルマラソンはサブ4。東京マラソン10年連続ハズレ中…BlackBerryとOAKLEYサングラスを愛用。 公認会計士 税理士