私的初めてのランニングシューズの選び方

そろそろ暖かくなり、朝でも夜でもランニングしやすくなると思います。
「ランニングを始めよう」という方にとっては始めやすい時期でしょう。
(花粉症の方にとってはツライ時期でもありますが…)

Woman running in fog

そして、ランニングを始める際に考えることに、「ランニングシューズをどうするか?」というのがあると思います。

「普段履いている運動靴やスニーカー」などで走るのは良くないと個人的に思っています。重いし、「シューズ」としての機能が大なり小なり劣化しているし、足の可動域が狭くてヘンなクセができやすいからです。

一言で言えば、「走りにくい」です。

なので、ランニングを始めるならランニング用のシューズを購入することをお勧めします。

しかし、世の中ではいろいろなメーカーがいろいろなタイプ、モデルのシューズを出していますので、最初はどれにしようか迷うでしょう。

「TARZAN」やランニング専門誌にもいろいろ出ていますし、ネットでもいろんなシューズが販売されています。

足幅の広い人用や狭い人用のものもありますし、最近ではカスタムメイドやパターンオーダーもあります(ただし値段は高め)。

ショップに行くと、「初心者用」や「エリートランナー用」のような走力別のコーナーがあるところが多いです。軽くてソールの薄いシューズはエリートランナーのコーナーに、重めでソールの厚いシューズは初心者コーナーに飾られているでしょう。

ショップによってはブランド別になっている場合もありますが、それでも、「初心者用」や「エリートランナー用」のような区別があります。

これは、初心者の場合は足への負担が重くなるので、クッション性や安定性を重視しているのに対し、上級者はとにかく速く走れることが重要なので、軽さを追求する必要があるためです。

つまり、ちゃんとした理由があって走力別に分けられているのですが、必ずしも「それだけ」を理由にシューズを選ぶ必要はない、と個人的に思っています。

私は走り始めた時は、ショップのコーナーに倣って初心者用のシューズを購入して走り始めました(どこのシューズかは書きませんが、かなりポピュラーなモデルです)。

しかし私の場合、走り始めてすぐに違和感を覚えました。

サッカーやボクシングをしていたこともあるのかもしれませんが、ソール部分のクッション性が必要以上に強い感じがして、走り心地が良くなかったのです。

クッション性が強いシューズは、確かに着地した時のヒザ等への負担を和らげてくれます。しかし、一方で着地した時に「グッ」と一瞬の「溜め」ができるので、着地直後の「次の一歩」の踏み込みのスムーズさが失われるのです。

シンプルに表現すると、「踏み込みの反応が悪い」と言えばいいのかもしれません。一歩一歩は瞬間的ですが、1回のランニングに何千歩・何万歩と走ると大きな違和感になってきます。何より、「軽快さ」が損なわれるのがイヤでした。

結局、そのシューズはすぐに普段履きに格下げして、中級者以上用のソールが少し薄めの軽いシューズを購入しました。

「初心者だから」と、みんながみんな初心者用シューズから始める必要は全然ないと思いました。

そこで、私が考える「ランニングをこれから始めようという方」のランニングシューズ選びのポイントは以下の通りです。

ポイント

ヒザへの負担や体重の重さがすごく気になる、というわけでなければ、いきなり軽めの中級者以上用のものでも構わないと思います。走れるなら軽快に走る方が良いです。また、軽めのシューズで慣れていくと、走力が上がって上級者用シューズへ移行するのもスムーズです。

店頭で「初めて買う」と言うと、店員さんに間違いなく初心者シューズを薦められます。カッコいいシューズならそれでもいいでしょうけど通常カッコよくないので(笑)、気に入らないことを正直に言って断っていいと思います。

ただし、いきなり上級者のレース用シューズはやめた方が良いです。上級者シューズは軽さを追求している分、耐久性が低いです。走り方にクセがあると、すぐにシューズがダメになります(お金持ちでしたら止めません(笑))。また、いくらヒザ等への負担が気にならないとはいえ、上級者シューズのようなクッション性の低さだと、長距離・長時間のランではキツイと思います。

メーカーやデザイン、カラーは、自分の好みを重視しましょう。ランニングをつづけるモチベーションを上げるためには、カッコいいシューズの方がいいに決まっています。カッコよくないシューズだと、意識していなくても徐々にやる気が薄れます。

購入する前に必ず試し履きしましょう。ネットでカッコいいシューズを見つけてポチっても、実際に履いてみたら履き心地が悪かったという失敗例はよくあります(私も経験しています)。

実際に足を入れてみて、どんな感じなのか確認した方が絶対良いです(本当は試し履きで走れると良いのですが)。また、数字上のサイズが同じでも、足を入れた時のフィット感がメーカーによって違うことがありますので注意しないといけません。

足がむくみやすい方は、試し履きするタイミングも大事です。朝履く場合と夕方頃履く場合で、ジャストサイズが1サイズ(0.5㎝)違ってくる方もいます。ご自身が走る時間帯を考慮して、朝ラン派ならば午前中、夜ラン派ならば夕方以降といった感じで、試し履きする時間帯にも考慮した方が良いと思います。

なんだかんだ言っても、結局「履き心地」が大事です。快適に、軽快に走れそうかどうかを最重要ポイントとしましょう(「結局それか」とツッコまれそうですが(苦笑))

購入してから

購入してから買い替える目安ですが、(これはよく言われていますが)通算で1000㎞ぐらい走ったら交換した方がいいと思います。まだ履けるようなら、普段履きやウォーキング用、レースでの移動用等に用途替えすると良いでしょう。

走り続けるとクッション性はだいぶ損なわれますし、ソール部分も劣化します。新しいシューズを購入すれば、また新たなモチベーションも生まれると思います。
かなりの通算距離を走ったら、もったいぶらずに買い替える方が良いです。車のタイヤ交換と同じで、定期的に交換しないと安全性も徐々に低くなります。

レースに出たいという方は、レース用とトレーニング用の2足を用意する方が良いです。

また、レースには「履き慣れたシューズを」とよく言われますが、トレーニングで履き慣らしたシューズは大なり小なり機能が劣化していますし、新しいシューズで走る場合と比べてあまり気合いが入りません(笑)。

ド新品だと不安だという場合には、レース1週間前ぐらいに一度レース用シューズでトレーニングして慣らすのが良いと思います。

欲を言えば、トレーニング用を複数持つのがベストです。

ランニングシューズは、1回履いてソールのクッション性が元に戻るのに24時間はかかると言われています(テンピュールの枕をイメージすると分かりやすいと思います)。そのため、1足のシューズを毎日履くのと、複数をローテーションで履くのとでは、長期的な耐久性は後者の方が高いそうです。

本当に気に入ったデザインや履き心地のシューズに出合ったのなら、複数足買っておいた方が良いでしょう。

終わりに

ランニングは継続すると力になりますし、継続しないとすぐに衰えます(自分がそれを体感しているので間違いないです)。

外見の格好もモチベーションの一つになると思いますので、とことんこだわって楽しく走りましょう。

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ダイ

ダイ

1975年1月生まれ。スポーツを見るのもやるのも大好きな41歳。サッカーではGKからFWまで全ポジションに対応(もちろんアマチュアレベルで(笑))。ボクシングではディフェンス重視のアウトボクサー。フルマラソンはサブ4。東京マラソン10年連続ハズレ中…BlackBerryとOAKLEYサングラスを愛用。 公認会計士 税理士