レブロン・ジェームズの矛盾?

今週末はNBAオールスターゲーム。

私が初めて見たオールスターは、マジック・ジョンソンがHIV感染を公表して引退したものの、選出されて出場してMVPをとっちゃった、あの年のゲームでした。フロリダ州オーランドで開催されたゲームでした。

シャキール・オニールがデビューする前、あのドリームチームが結成される直前のことです。

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あの頃は「一つのチーム」としての背番号登録だったので、各背番号は一人だけしか着用できませんでした。

EASTの「23」ならジョーダン、「33」ならバード、WESTの「32」ならマジック・ジョンソンといった具合です。

EASTでは、「33」はピッペンやユーイングの背番号でもありましたが、「33」はバードが着けるため、ユーイングは「3」、ピッペンは「30」を着けていました。

WESTだと「32」はカール・マローンの背番号でもありましたが、マローンは「11」を着けていましたね。

そんな風に「オールスター仕様」の背番号が見られるのも、かつてのオールスターの魅力の一つでした。

今日は前から思っていたレブロン・ジェームズに対するツッコミを。

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レブロン・ジェームズについては説明不要でしょう。今のNBAを代表する選手です。

とんでもない身体能力です。センター以外の4ポジションでプレーでき、トップレベルのスピードとパワーとテクニックを併せ持った、まさに「怪物」です。

「King」と言われていますが、個人的には「King」感はなく、「Monster」あるいは「Soldier」感の方が強いです。

レブロン・ジェームズは、2010年にクリーブランド・キャバリアーズ(以下、キャブズ)を離れ、フリーエージェントでマイアミ・ヒートに移籍しました。

クリーブランドのあるオハイオ州はレブロンの故郷でもあり、キャブズはルーキーの頃からのチームでもありました。そして、高校時代から(もっと前から?)背番号は一貫して「23」を着けていました。

これはマイケル・ジョーダンに憧れていたからです。

ところがマイアミへの移籍を機に背番号を「6」にしました。これには、マイアミ・ヒートで既に「23」を永久欠番にしていた背景があります。

誰の背番号か?マイアミ・ヒートに所属したことのないジョーダンです(笑)。

ジョーダンの現役時代、マイアミ・ヒートは度々ジョーダン率いるシカゴ・ブルズに苦杯を舐めされられていたので、ジョーダンが所属したことがないにもかかわらず永久欠番にしたのです。

表向きはジョーダンに対し敬意を表してのことのようですが、「もう「23」を見たくない」というのもあるのでしょうね(笑)。

そしてレブロンは背番号について、こんな主旨の発言をしていました。

「ジョーダンへの敬意を払って、NBAの全チームで「23」を永久欠番にすべきだ。俺はもう「23」を着けない」

と。

なるほど。ジョーダンへの敬意の大きさはよく分かる。
たしかにジョーダンはバスケットボールの枠を超えた伝説的存在だし、私自身ジョーダンは「カリスマ」と断言できる人だと思っています。

じゃあ、なんで「23」から「6」にしたのか?

これに対してレブロンは、

「ドクターJ(ジュリアス・アーヴィング)の背番号だから」

……、ドクターJに対して敬意を払わなくていいのか?(笑)

ドクターJはジョーダンより前の偉大な選手だし、フリースローラインからのダンクを決めた(おそらく)初めての選手。

しかも、コートを離れたドクターJはすごく穏やかでジェントルマン。トム・ハンクス主演の映画『フィラデルフィア』にも本人役で少しだけ出演していましたね。

しかもドクターJは、今のレブロンと同じポジションの選手だったはず…。

そんな矛盾(?)もあるのですが、レブロンはまだ29歳。
これからもさらに(!!)伸びるだろう選手です。

個人的にはクリーブランド生え抜きのままチャンピオンになって欲しかったという思いがありますが、伝説をつくるのなら、ジョーダンの「3連覇×2」を上回る偉業を達成してほしいと思っています。

唯一心配なのは、ケガ。
ケガで才能が十分に開花しなかった選手も数多くいるので、大きなケガをしないことが大事でしょう。

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ダイ

ダイ

1975年1月生まれ。スポーツを見るのもやるのも大好きな41歳。サッカーではGKからFWまで全ポジションに対応(もちろんアマチュアレベルで(笑))。ボクシングではディフェンス重視のアウトボクサー。フルマラソンはサブ4。東京マラソン10年連続ハズレ中…BlackBerryとOAKLEYサングラスを愛用。 公認会計士 税理士

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