ディフェンスの重要性を感じさせてくれるボクサー

私は、様々な場面で「攻め」よりも「守り」を重視します。

スポーツでは特にそうですが、これまで生き方・考え方もどちらかといえば「攻め」よりも「守り」を志向していたように思います。そして、今でもその傾向は変わっていません。

元々の性格的なものも大きいと思いますが、自分が好きなスポーツで「守り」の重要性を肌で感じたからかなあと、この歳になって振り返るとそう思います。これは特定のスポーツ一つだけでなく、私が好きなスポーツ全てに共通して感じたことです。

ディフェンスの重要性は、スポーツではボクサーに特に強く感じます。

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自分が20年超見てきた中で、「守り」つまりディフェンス面で印象が強く残っているボクサーが4人います。

フロイド・メイウェザー

まず1人目はフロイド・メイウェザー。厳密にはフロイド・メイウェザー「Jr」。

(お父さんのフロイド「Sr」もプロボクサーだったからです。さらに言うと、叔父さんのロジャーも世界チャンピオンになったこともある元プロボクサーで、今はフロイドJrのトレーナーです。)

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現役バリバリのウェルター級チャンピオン。無敗のまま5階級制覇して、今もなお無敗。
しかも5階級すべてWBCの緑色のベルトで揃えています(笑)。

「P4P(※)最強」と言われてずいぶん経ちますが、今でも「P4P最強」の一人でしょう。

(※)P4P=「Pound For Pound」の略。「階級・体重差を考慮せず、全階級通じて」という意味です。

その証拠に、今のボクサーで全階級を通じてファイトマネーが抜群に高いです。
(1試合当たり最低でも20~30億円!!最近はPPVテレビの放映権収入のオプションが加算されて40~50億円ということもあるそうです!!!!)

メイウェザーの持ち味は第一に人並み外れたスピードの速さですが、同じくらいディフェンス能力の高さが秀逸です。

右手を右アゴにくっつけて、左腕を右ひじから垂直にして構える、いわゆる「L字ガード」が基本スタイルなのですが、相手が強い攻撃を出した瞬間ににバックステップを踏むか、スウェーまたはダッキングでかわしまくります。

これは天性の反射神経もありますが、徹底したディフェンス練習の両方の賜物だと私は思っています。

練習シーンをYouTube等で見ていると、ミット打ちも常に攻防一体の形でしているし、身体にディフェンスを染み込ませているのが見ているだけで感じられます。

そして、メイウェザーはあまり強烈なパワーパンチは出しません。
なので、攻撃はジャブと、時々スッと相手の懐に飛び込んで繰り出す左フックが多いです(相手の状況によっては終盤にラッシュを仕掛けたりしますが)。

そのため実際彼は判定が多いのですが、毎試合12Rフルで戦っても顔のキズはほとんどなくキレイです。目を腫らした姿はほとんど見たことがありません。

派手に打ち合う試合が好きなボクシングファンには消化不良なところが多く、評価もあまり高くないですが、私はメイウェザーのこういうボクシングは魅力的だと感じています。

ボクシングファンも、ボクシングを実際にやっている方も、また興味が少しある方も、一度メイウェザーのミット打ちをYouTube等で見てみることをお薦めします。

トレーニング風景を見ているだけでメイウェザーの強さが窺えるし、見ている自分も久しぶりにボクシングジムでトレーニングをやりたくなってしまいます(笑)。

「Mayweather training」等で検索するとヒットします。

つづく

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ダイ

ダイ

1975年1月生まれ。スポーツを見るのもやるのも大好きな41歳。サッカーではGKからFWまで全ポジションに対応(もちろんアマチュアレベルで(笑))。ボクシングではディフェンス重視のアウトボクサー。フルマラソンはサブ4。東京マラソン10年連続ハズレ中…BlackBerryとOAKLEYサングラスを愛用。 公認会計士 税理士