ミラノの2チーム、インテルとミラン

ご存知の通り、ミラノの2チーム両方に日本人選手が入団しています。

30年近く両チームを見てきた自分にとって、これはなんだか複雑です……

mirano

なぜ「複雑」なのか?

「素直に喜べばいいのに」とも自分でも思うのですが(笑)、やっぱりミラノの2チームは、もっとハードルの高い存在であってほしいのです。

初めて見たインテルは、84年頃だったと記憶しています。まだ日本のサッカー雑誌等では「インターミラノ」とか言われていました(苦笑)。

当時は、西ドイツのK.H.ルムメニゲが加入して、イタリア代表のアルトベリと2トップ。キャプテンは、ジュゼッペ・バレージ(フランコの兄)だったと記憶しています。GKはもうワルター・ゼンガでしたね。
(ここまで知っていれば立派なマニアでしょう(笑))

この頃からの印象として残っているのは、

インテルはすごーく泥臭い

ということです。

「インテル」は「INTER」と書きます。これはイタリア語の「Internazionale」の略語で、英語で言えば「International」のことです。

インターナショナルなチームを標ぼうしているのに、どういうわけか泥臭い(笑)

これは当時も今も、ずーっと変わっていないと思います。
マテウス、ブレーメ、クリンスマンの西ドイツトリオが活躍していた時も、ルベン・ソサやベルカンプ、ヨンクがいた時も、そしてサネッティがR.カルロスと一緒に入団してからも

ずーーーっと

です(今やインテルの象徴であるサネッティが加入した当時のインテルを知っている人も少数でしょうね……)

このチーム名と実際のプレーぶりとのギャップが大きいところが、自分がインテル好きになったきっかけにもなりました。

一方のミランは、何というか「優雅、華麗」という印象を個人的に持っています。

記憶に残っている一番古いところでは、87年にフリットが加入した時のミランですが、この頃からサッキ監督が徹底して仕込んだプレッシング(「ゾーン・プレス」と言えばイメージできるでしょうか)がものすごく機能していましたね。システマティックなディフェンスと攻守の切り替えの速さ、圧倒的なボール支配、選手同士の連動性と、どれをとっても優雅・華麗で、インテルとは対照的でした。プレーにムラもムダもなく、攻守が流れるように展開していた印象でした。サッキの後任になったカペッロもまた、ディフェンスラインの連動性と流れるような攻守を重視しているようなイメージでした。

見ていて面白かったのはミランのサッカーで、泥臭く熱いインテルには感情移入がしやすかったので、私は若いころはずっとインテルとミランの両方が好きでした。
(ダービーの時は、インテル寄りでした)

そんなずっと見ていた両チームなので、

「ずっと憧れの存在であってほしい」

というのがあるのかな、と自分で思っています。

なかなか素直に日本人選手を応援できません(笑)。
でも、所属しているからには活躍してほしいなと思います。

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ダイ

ダイ

1975年1月生まれ。スポーツを見るのもやるのも大好きな41歳。サッカーではGKからFWまで全ポジションに対応(もちろんアマチュアレベルで(笑))。ボクシングではディフェンス重視のアウトボクサー。フルマラソンはサブ4。東京マラソン10年連続ハズレ中…BlackBerryとOAKLEYサングラスを愛用。 公認会計士 税理士

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